緒川不動産販売

  • 2006.10.27 Friday
  • 12:57
緒川不動産 〜東浦で一番歴史の古い不動産業者〜
愛知県知多郡東浦町大字緒川字家下2-8
電話:0562-83-1414


立派な門構えの事務所兼自宅を訪ねました。


緒川不動産3代目 水野琢さんです。
不動産売買・賃貸、不動産コンサルティングなどオールマイティーな方で、不動産のことならなんでも相談にのってもらえる強い味方です。大学卒業後、住友不動産販売に就職、営業販売などハードにこなし、その数年後、退職され家業を継ぎました。
継いでまず始めたのは先代からの人脈を引き継ぎ、東浦の地理を覚えること。
現在東浦で一番歴史の古い不動産業者の水野さんは、比較的宅地重視の業者が多い中、農地や山林等も取扱い、不動産全般を取扱っているので、とにかく自分の目で確かめようと、地図を片手に東浦中を歩き回りました。畑、田は誰の所有か、もともとどんな土地で今はどうなっているのかなど、実際に見ることが大事と話されます。また水野さんが管理されてる土地は、こまめに草刈りなどの手入れもされるそうです。たまにありますよね、草が伸び放題になってるとこ。子供や虫は喜ぶけど、土地を探してる人からしたら草ボーボーより手入れされてるほうが嬉しいですよね。大事にしてくれてた土地だなって思うもの。


これは東浦の都市計画図です。左を向いたマンボウの形で、色のついた右側上から森岡、緒川、石浜、生路、藤江の各地区。左側は緒川新田地区です。真ん中は見事に白いです。すでに多少は家や団地が建っているのですが、田んぼや畑、緑が多い土地なんだと改めて思います。農地で米を作り、酒を造り、祭りで収穫を祝うことを昔からしてきた土地なんですね。


玄関に入ると狸がお出迎え。けっこう大きいんですね。

土地の値段に相場がありますが、どうやってつくのか聞いてみました。
たとえば路線価格がありますがあくまでも参考で、1本すじに入ると値段はすぐに変わるし環境も数年たてばぜんぜん変わる。現地へ行き高低を見たり調べたり、現在と将来を肌で実感しないと価値はわからない。相場の勉強は知識でなく長年の経験と積み重ねである。

私なりに要約するとこんな感じです。大きな買い物の値段が決まるんですから大変な責任でしょう。売る人とも買う人とも信頼関係が築けるのかが、大切なポイントなんだと感じました。地主さんから大事な土地を預かり物件を集め、信頼を深めることにより長いスパンのリピーターになってもらえるのは、もしかしてどんな商売でもあてはまる大事な関係かもしれません。

気づけばあっという間に時間が過ぎていました。今までなんとなくしかイメージのわかない不動産販売のお仕事を、わかりやすく話を聞かせていただけて嬉しかったです。
(人に伝わる文章になったかどうかは自信ないですが)
見た目も話し方も性格もとにかくやさしい水野さん。東京生活もされてたので普段は標準語で、家族には東浦の言葉で話されるそう。いったいどんな会話なのかしら?またいろんな話をぜひ聞きたいです。
ありがとうございました!

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