本堂が全焼したため、向かって右手にある建物(庫裡というのかな?)で観音講が行われました。
その後の精進料理です。
田楽、かき揚げ、ピーマンの肉詰め(お肉ではないけど)、お野菜の煮物、ピーナツ豆腐などなど。
作り方とか聞いたりして、皆さんと話しをしながらいただきました。
入口にあるお魚の…なんだろう、飾り物?
真ん中に丸いのがあるから、叩いて知らせる物かな。
ここはきれいなのですが、奥の方へ進む廊下には火災時の真っ黒いススが付いてました。
精進料理をいただく前に、副住職さんがお話しをされました。
(その感想をこのブログに一先ず下書きして、あとで直して公開しようって思ってたんですが、しばらく経ってしまいました。私がずしんと響いたことや、ひとり言ですので…(^^;)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
火事と聞いて、本堂が燃えてるのを見て、
建物の中に人はいなかったのか、被害者はなかったか、
夜は一睡もできず、生きていけない、と思ったそうです。
私、ぞぞっとしました。
隣の公園にまで火のついた木片が飛ぶような火災だったので、
周辺への影響はあったかもしれないけど。。。
死者が出なくて本当によかった。
駆けつけてくれた方たちが、食べ物を持ってきてくれたそう。
そして再建しましょう、と。
しかしすぐにそんな気持ちになれなかった。
それからも訪ねて来てくれる方たちから励ましの声をもらい、
たくさんの方から再建してほしいと言われ、必要とされてる、再建しよう、と。
再建に向け、あちこちのお寺を見に行かれたそうです。
乾坤院は立派なお寺だと思っていたが、他所のお寺も立派だと気付いて。
古いが良いと思っていたが新しいお寺も多いことに驚いた。
鉄筋もあれば木造もある。
再建するにはどんなのがいいか。
鉄筋も頑丈でいいかもしれないが、また300年先まで続くものがいい。
何もかも燃えたのでできないと思っていたが、そうではなかった。
今ある場所でやれたらいいじゃないかと。
必要なものは購入したり、もらえる物はありがたく頂いた。
どこでもできると思ったので、トイレだけは急ぎ直して、
2か月で全ての行事を復活することができた。
諸行無常のことはわかっていたはず。
形あるものはいつか無くなる。
しかし永遠にあってほしかった。
諸行無常とは、全部無くなることではない。
移り変わるもの。
新しいものに変わること。
本当の意味がわかった。
『いろはうた』に有為という言葉があります。
有為の奥山 今日越えて(ういのおくやま けふこえて)
有為←→無為
人間の心がある←→ない
人間は心にしばられている。
自分の持ってる執着心を超えること。
燃えた建物の中から、観音講で使われる印と名簿が奇跡的に残ってたそうで、
『またやりなさい、と言われてるように思えた』と話されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
諸行無常の話。
私、カタチあるものはいつか壊れると解釈してました。
違ったんだね、それだけじゃなかった。
私、執着心いっぱいです。
ひとつ、心が解き放たれた感じがしました。
『どうぞ外に出て見ていってください』と言われ、火事のあったところへ移動。
以前、受付があった場所から本堂へ続く入口部分。
本堂と庫裡は木造だけど、
間にコンクリートでできたこの建物があったから、
火事が燃え移らなかったみたいです。
この中に入ると真っ黒で怖かったですが、
ここから観音講で使われる印と名簿が見つかったそうです。
奇跡的だ。
再建に向け寄付を受付中とのことです。
開かれたお寺にしようと、誰でも入れるように本堂の扉を開けてたそうです。
私も、開かれたお寺が好きです。
子供の頃、よく走り回って遊びましたから。
今回副住職さんの話しを聞いて、いろんな人に聞いてもらいたいと思いました。
そしたら、聞きたいという人がいたら来てくれるそうです。
話しを聞く会とか開きたいなと思いました。
曹洞宗「宇宙山 乾坤院」
http://www.medias.ne.jp/~kenkonin/
住所:愛知県知多郡東浦町緒川沙弥田4
電話: 0562-83-2506
その後の精進料理です。
田楽、かき揚げ、ピーマンの肉詰め(お肉ではないけど)、お野菜の煮物、ピーナツ豆腐などなど。
作り方とか聞いたりして、皆さんと話しをしながらいただきました。
入口にあるお魚の…なんだろう、飾り物?
真ん中に丸いのがあるから、叩いて知らせる物かな。
ここはきれいなのですが、奥の方へ進む廊下には火災時の真っ黒いススが付いてました。
精進料理をいただく前に、副住職さんがお話しをされました。
(その感想をこのブログに一先ず下書きして、あとで直して公開しようって思ってたんですが、しばらく経ってしまいました。私がずしんと響いたことや、ひとり言ですので…(^^;)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
火事と聞いて、本堂が燃えてるのを見て、
建物の中に人はいなかったのか、被害者はなかったか、
夜は一睡もできず、生きていけない、と思ったそうです。
私、ぞぞっとしました。
隣の公園にまで火のついた木片が飛ぶような火災だったので、
周辺への影響はあったかもしれないけど。。。
死者が出なくて本当によかった。
駆けつけてくれた方たちが、食べ物を持ってきてくれたそう。
そして再建しましょう、と。
しかしすぐにそんな気持ちになれなかった。
それからも訪ねて来てくれる方たちから励ましの声をもらい、
たくさんの方から再建してほしいと言われ、必要とされてる、再建しよう、と。
再建に向け、あちこちのお寺を見に行かれたそうです。
乾坤院は立派なお寺だと思っていたが、他所のお寺も立派だと気付いて。
古いが良いと思っていたが新しいお寺も多いことに驚いた。
鉄筋もあれば木造もある。
再建するにはどんなのがいいか。
鉄筋も頑丈でいいかもしれないが、また300年先まで続くものがいい。
何もかも燃えたのでできないと思っていたが、そうではなかった。
今ある場所でやれたらいいじゃないかと。
必要なものは購入したり、もらえる物はありがたく頂いた。
どこでもできると思ったので、トイレだけは急ぎ直して、
2か月で全ての行事を復活することができた。
諸行無常のことはわかっていたはず。
形あるものはいつか無くなる。
しかし永遠にあってほしかった。
諸行無常とは、全部無くなることではない。
移り変わるもの。
新しいものに変わること。
本当の意味がわかった。
『いろはうた』に有為という言葉があります。
有為の奥山 今日越えて(ういのおくやま けふこえて)
有為←→無為
人間の心がある←→ない
人間は心にしばられている。
自分の持ってる執着心を超えること。
燃えた建物の中から、観音講で使われる印と名簿が奇跡的に残ってたそうで、
『またやりなさい、と言われてるように思えた』と話されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
諸行無常の話。
私、カタチあるものはいつか壊れると解釈してました。
違ったんだね、それだけじゃなかった。
私、執着心いっぱいです。
ひとつ、心が解き放たれた感じがしました。
『どうぞ外に出て見ていってください』と言われ、火事のあったところへ移動。
以前、受付があった場所から本堂へ続く入口部分。
本堂と庫裡は木造だけど、
間にコンクリートでできたこの建物があったから、
火事が燃え移らなかったみたいです。
この中に入ると真っ黒で怖かったですが、
ここから観音講で使われる印と名簿が見つかったそうです。
奇跡的だ。
再建に向け寄付を受付中とのことです。
開かれたお寺にしようと、誰でも入れるように本堂の扉を開けてたそうです。
私も、開かれたお寺が好きです。
子供の頃、よく走り回って遊びましたから。
今回副住職さんの話しを聞いて、いろんな人に聞いてもらいたいと思いました。
そしたら、聞きたいという人がいたら来てくれるそうです。
話しを聞く会とか開きたいなと思いました。
曹洞宗「宇宙山 乾坤院」
http://www.medias.ne.jp/~kenkonin/
住所:愛知県知多郡東浦町緒川沙弥田4
電話: 0562-83-2506